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マイクロブタさんと過ごす冬

2020年12月28日

健康・病気

寒さに弱い動物 [ブタさん]

そんなマイクロブタさんと一緒に暮らす冬。

気をつけることは?寒さに弱いってどのくらい弱いの?と思うことも。

今回はマイクロブタさんと過ごす冬に潜む疑問をQ&A方式でご紹介します。



Q.1 適切な設定温度は?

A. 基本的には18~24℃


18~24℃がブタさんにとって適温です。

ただ、ご家庭によって窓などの冷気の入り口が多い場合、

24℃に設定していても家が冷えてしまったりする場合もあります。

特に冬場は底冷えすることが多いので、人間が快適に感じても

ブタさんがいる床付近は冷えているということが

ないように温度計をブタさんの高さに設置し、

温度を見ながらエアコンや暖房設備を調整することをおすすめします。

冷気はどうしても下に溜まってしまうので、

サーキュレーター使い部屋の空気を巡らせるようにしましょう。



Q.2 ストーブの前で自由に暖を取らせても良い?

A. 自由に暖を取らせてOK


暖かいのが大好きなブタさん。

ストーブを設置すればその前が新しい住処にになると思います。

暑すぎれば自分から離れるので自由で良いですが、

必ず逃げ場は作って欲しいです。

逃げ場がなく熱い状態が続いてしまうのが一番危険です。

寒い時に暖まれる空間、暑い時に涼める空間があることが理想です。

またブタさんは涼しい場所でトイレをする習性がある為、

それを考慮しながらストーブの設置場所や環境作りを考慮すると良いです。

ストーブに近すぎると火傷してしまうこともあるので注意を!


Q.3 冬は乾燥するので加湿器を置くべき?

A. 必要に応じて使用しましょう


エアコンやストーブの使用により、どうしても気になってしまうのが室内の乾燥です。

ブタさんにとって快適な湿度は50〜70%の為、必要に応じて加湿器を使いましょう。

ブタさんの肌が乾燥している、カサカサしている、

鼻が乾いてしまっているなども全て乾燥のサインです。

乾燥は呼吸器系の疾患の原因にもなります。



Q.4 湯たんぽを与えても良い?

A. OK!でも湯たんぽに直接触れないで。


湯たんぽも好きなブタさんが多いです。

夜少し寒いと感じるようであれば湯たんぽをおいてあげるのも良いです。

もともと寒いブタさんは他のブタさんと体をくっつけあって寒さを凌ぐので、

湯たんぽがその代わりになります。ただ低温火傷の心配もある為、

カバーやタオルなどを使って肌が湯たんぽに直接触れないようにする必要があります。

壊れてしまうと悲惨な事態になってしまうので丈夫なものを選んで頂くと良いです。


Q.5 ブタさんがコタツに入ってもOK?

A. なるべく避けて




人間も犬も猫もダメにしてしまうコタツですが、

もちろんブタさんもコタツが大好きです。

ただ高温多湿なコタツは熱中症や酸欠など命の危険につながる多いため、

なるべく使用しないことをおすすめします。

使う場合は定期的にコタツを切り、

コタツからブタさんを出して水を飲ませるように対策して下さい。

コタツのコードも噛まれることがあるので注意を!



Q.6 カイロを与えても良い?

A. 与えないようにしましょう。


カイロはブタさんに破られて散乱して可能性が高いです。

寒さ対策としては効果も薄いので、カイロは与えず湯たんぽを使いましょう。


Q.7 ペット用のホットカーペットは必要?

A. 必要ではないが、使用してもOK


室内が暖かければ必要ということはないですが

エアコン代わりに使うのも良いです。

ただしコードをかじられて壊されてしまうので注意が必要です。

またペット用ホットカーペットを直で使うのは低温火傷のリスクが高いです。

必ずカバーを使用してください。



Q.8 寒くても換気はしたほうがいい?

A. 換気は必要です。


石油やガスを使用したファンヒーターやストーブを使う際、

人間同様、一酸化炭素中毒のリスクがあります。

その場合は定期的に換気が行うことが必要になります。

石油ストーブを使わない場合でも、室内の汚れた空気

(二酸化炭素、一酸化炭素、窒素酸化物、

ホルムアルデヒド、ハウスダスト、花粉、

垢、食品くず、ダニ、繊維くず、細菌、ウイルス)などを

室外の新鮮な空気に入れ替え、室内を常にきれいな空気に保つことが

人にもブタさんにとっても良いことです。

夏場と違い冬場は換気を怠りがちになってしまいますが、

室内の空気は定期的に入れ替えることを心がけましょう。


Q.9 お留守番中の暖房はどうしたらいい?

A. 安全性に気をつけて。タイマー機能も活かすと◎


石油ファンヒーター・石油ストーブ・ガスファンヒーターなど

石油やガスを使用したファンヒーターやストーブの使用は

一酸化炭素中毒のリスクを高める為、換気なしのつけっぱなしは危険です。

お留守番の際は使わないようにするかタイマー機能を活用して

短時間のみ使用するようにしましょう。

コタツは電源をきっていても酸欠にならないように布団を上げておきましょう。

電気ストーブは火災のリスクが高い為、転倒した場合に切れるタイプのものを使いましょう。

エアコン、床暖房、ホットカーペット、湯たんぽが留守番中でも安全性が高いです。

暖房設備の代わりに体から熱が逃げないように

ブランケットなどでの潜れる温かい空間を作ってあげるのも良いです。



Q.10 フードやお水は温めても良い?

A. その子に合わせて与えてO


冷え切ったお水を与えるよりは生温かいお水の方が良いです。

ただ繊細な子は温かいと飲まない場合もある為、

ブタさんに合わせながら試してみて下さい。

温度は人肌ぐらいが良いです。


Q.11 夏と同じ頻度でお風呂に入れるべき?

A. ライフスタイルに合わせて調節しましょう。乾燥には注意。


外で遊ぶ回数が減った場合などは夏と比べてお風呂の頻度は少なくしても良いです。

夏も冬もあまり生活が変わらないようであれば特にお風呂の頻度を変える必要はないです。

乾燥しやすい時期にはなるのでお風呂後の保湿ケアはしっかり行いましょう。




いかがでしたでしょうか?

マイクロブタさんは寒さに弱い動物ですが、

オーナー様それぞれの生活スタイルによって、冬の過ごし方も違います。

うちの子の年齢や健康状態に合わせて冬を過ごしましょう。


●● mipig mipig 編集部

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