ブタさんの感情表現は豊かです。鳴き声、耳やしっぽの動き、姿勢などで感情を表現します。ブタさんの感情表現を知れば、もっとブタさんと仲良くなれるかもしれません。

ボディーランゲージ

ブタさんは言葉を話すことが出来ないため、体を使って感情や気持ちを表します。

ブタさんは警戒心が強いときや緊張しているときには、耳を真っ直ぐピンと立てます。何かの音がしたときは、耳をピンと立て音のしたほうへ向け、体を硬直させ、じっと見つめ観察。人の声に反応して耳をパタパタと動かすこともあり、まるで「聞こえてるよ～」とお返事しているようです。人に撫でられたり、リラックスしているときは、耳は後ろに倒した状態に。興奮しているときや攻撃性が高まっているときには、首から背中にかけて生える毛を逆立てます。この毛の逆立ては撫でられて気持ちの良いときにもします。

気分を表すしっぽ

しっぽでの感情表現は、基本的には犬と同様です。嬉しいときなど、気分が高揚しているときにはしっぽを大きく左右に振ります。人の声や音に対してしっぽを振ってお返事することもあります。

おしゃべりなブタさん

ブタさんは、仲間同士で声によるコミュニケーションを盛んに行います。自分の気持ちをきちんと声にしてあなたに伝えようとしているんですよ。さまざまな鳴き方で使い分け、その種類は20種ほどあると言われています。

鳴き方による感情表現

おしゃべりなブタさんの言葉を少しご紹介します。

・ブッ、ブッ…低く短い声。撫でられて気持ちのいいときや挨拶などの友好的な意味

・ブー、ブー…低く長い声。何かを要求しているときや構ってほしいとき

・プゴォー…低く響く声。嫌なことに対して抵抗するときや怒っているとき

・ピー、ピー…高く細い声。お腹がすいてるとき

・キー、キー…甲高い叫び声。（病院などで）嫌なことから逃げたいときや仲間に助けを求める声

・ヴォ、ヴォ…飼い主やおやつを前にして嬉しいとき



ここで紹介した鳴き声はほんのわずかで、他にもさまざまな声を出して話しかけてきます。楽しいときには低い声を出しながら走り回ることもあります。仲良くなってくると人からの問いかけに対してと「ブッ」とお返事することだってあるかも？！　

ブタさんは耳やしっぽ、さまざまな鳴き方で気持ちを私たちに伝えてくれます。全身を使って私たちに話しかけてくれていたり、逆に私たちの話を聞いてくれています。ボディーランゲージと鳴き方をきちんと理解して、ブタさんともっと仲良くなりましょう。

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mipig 編集部

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